集団面接 対策
民間の就職試験でも実施され、公務員試験でも主に市役所等の2次試験で足きり目的で実施されることの多い集団面接試験について、その概要と対策の手段をまとめてみることにします。
集団面接とは?
集団面接とは、複数の受験生が同じ場で面接を課されるもので、相対評価のために実施される面接試験であります。イメージとしては下記のような形式で行われます。
課される質問や面接の流れは普通の面接と変わりませんが、やはり他の受験生と比較するために実施する試験であるといえるでしょう。
集団面接の流れ
①順に入室・着席
入口に一番遠い座席に座る受験生から順に入室し、着席していきます。
②全員が順に回答する質問
初めは、全員が順に回答する質問を課される場合が多いです。順に答えましょう。
③指名 or 挙手式の質問
面接が進むに連れ、指名式や挙手式の質問が増えていきます。指名式とは人事担当者に回答者を指定される方式・挙手式とは手を挙げて答える方式であります
④順に退室
入室と逆の順番に退室します。
集団討論のコツ
他人と同じ答えでもよい
比較されるために実施される面接であると述べましたが、同じ質問に対して他人と同じ答えや回答になってしまっても問題はありません。独自の理由づけや体験談等を加えて、オリジナリティーを出しましょう。
積極性を出す
他人と比較されやすい試験であるので、積極性を出したほうが良いでしょう。挙手式の場合はなるべく早めに手をあげ、初めにこたえるように努めましょう。答えもかぶりにくくなります。
姿勢や作法に気を付ける
通常の面接でももちろん姿勢や作法は気を付けるべきですが、集団面接は、通常の面接以上に姿勢や作法に気を付けるべきです。比較される試験であるので、ちょっとした姿勢の悪さやお辞儀の汚さなどが目についてしまいます。
集団面接の勉強法・対策法
集団討論の対策法には、大きく分けて本での対策と実践による対策の二つがあるので、順に述べることにします。
本による対策
パスラインシリーズ
こちらの本では、公務員の官庁訪問・集団面接などに焦点が当てられています。集団面接の対策はもちろん、よく出題される頻出のテーマも載っているので、本としては無難な1冊であると思います。
実践による対策
国の機関である、ハローワークや仕事センターならば無料で実践が可能です。また、仕事センターやハローワークは、専属のアドバイザーによる支援も受けられます。
ハローワーク
しごとセンター
就活の無料相談カウンセリング!東京しごとセンターヤングコーナー
しごとセンターについてはこちらも参考に