大学別合格率
この記事ではタイトルの通り、公務員試験の難易度を大学別合格率という観点からざっくりと検討します。
なぜわざわざ難易度を確認するのかというと、目標である『公務員試験合格』に必要な目安を把握しておく事は、計画を立てたり・勉強のペース配分を検討する上で必要な事だと考えられるからです。
また、公務員試験の難易度について正確なデータに基づいて検討されている事が少ないと個人的に考えたという理由もあります。
確かに、合格率や平均点等は人事院のホームページに書いてありますが、これは受験生の質や問題の難易度によりいくらでも変化しうるので、私は客観的な難易度を図るものとしてはふさわしくないものだと考えます。
よって本記事では、客観的な難易度を示す指標として
大学別の公務員試験合格率
を確認する事で、公務員試験の難易度を検討する事にします。 (公務員試験に限らず他の資格や大企業就職率などもこの指標に比例して上下しているため、この関係が公務員試験にも当てはまると考え、この方法で検討する事にしました。賛否両論はあることでしょう。)
では、順に見ていきましょう。
公務員試験の大学別合格率
慶應大学の公務員試験合格率
http://www.gakuji.keio.ac.jp/life/shinro/3946mc0000003d8t-att/6_komuin_siho_kaikeisi2014_1.pdf
ここで断っておきますが、私が検索して見つけた数字の内国家一般職のデータが最も母数が多く、全ての大学から公表されていたので、国家一般職を検討する事にします。また辞退は考慮しません。
申込412 合格77 合格率18.6%
立教大学の公務員試験合格率
10%
明治大学の公務員試験合格率
4列ありますが年度によって分かれているだけです。一番直近のもので
申込928 合格104 合格率11.2%
関西大学の公務員試験合格率
http://www.kansai-u.ac.jp/career/examinee/pdf/koumuin.pdf
申込401 合格 55 合格率13.7
まとめ
データが少ないですがやはり大学のランクと公務員試験の合格率は比例しているようです。
また、Ko大学やM大学.R大学といった大学受験界で客観的に見て難易度の高い部類である大学でも国家一般職の合格率は20%を下回っているようです。ということは、それなりにしっかりと目標を立て真剣に勉強する必要がありそうですね。