公務員試験の参考書と勉強法-独学式-

公務員試験に独学で合格するための参考書と勉強法をまとめたブログ

事務能力検査・適性検査・性格検査

 

公務員試験では、民間の就職試験のように

  1. 性格検査
  2. 適性検査(適性試験)
  3. 事務能力検査(事務能力試験)

が設けられている場合があります。
特に独学の場合、

  1. どういう試験なのか?
  2. どう対策すればいいのか

など迷う人が多いでしょう。そこで今回の記事では、

  1. 性格検査
  2. 事務能力検査(事務能力試験)
  3. 適性検査(適性試験)

の3つについてを検討する事にします。

 

性格検査

 

性格検査の概要

 

性格検査とは、名の通り受験生が公務員に適性な性格であるかを検査する試験です。「点数を付ける事はしない」と公表する試験がほとんどですが、中には点数に関して何も触れられず実施される試験もあります。基本的には選択肢・マークシート形式で行われ、

  • 自分の性格に最も近いものにYesのマーク・最も遠いものにNoのマークをつけてください。
  • 自分の性格にあてはまればハイを・あてはまらなければイイエをマークしてください。

といった指示があるので、指示に基づいて、マークしていきましょう。試験官からは、嘘をつかず正直にマークしてくださいといった指示がありますが、それが採用へのプロセスとして最善の選択なのかは私もわかりません。ただ、民間の就職試験で実施される性格検査では

  1. 矛盾する選択肢を選ぶと、“自分を良く見せようとする傾向がある”
  2. 「よく死にたいと思う」などストレス耐性の無いような選択肢を選ぶと足切りされる

ということが実際にあります。 

 

性格検査の参考書と勉強法

 

不安であれば、SPIなど民間で利用されている性格検査の対策本で勉強すると無難でしょう。また、上記で述べた「よく死にたいと思う」のような選択肢や「ウソは生まれてから一度も付いたことがない」のような選択肢は、仮に当てはまったとしても選ばないのが無難だと思います。プラス評価にはならなさそうですからね。

事務能力検査

 

事務能力検査の概要

 

事務能力試験は性格検査と違い、必ず採点されます。どのような試験かというと

 

  1. 時間内に間違いを探したり
  2. 時間内に簡単な計算をしたり
  3. 時間内に暗記をしてそれを元に問題を解いたり

 

といったもので、IQ検査に近いような内容です。

 

事務能力検査の参考書と勉強法

 

この事務能力検査は、対策をしなくていいかというと、少なくとも「私は」そう思いません。なぜなら、私の知り合いに市役所の教養34/40を取ったにもかかわらず、落ちた人が存在するからです。2chでも教養高得点で落ちた人がいたようです。

対策手段としては、本でやるしかないかと思います。出題パターンは大きく分けて10種程度に決まっているので、慣れが大事。事務能力検査の専用対策本としては、↓のものしか私は見たことがありませんが、下記で述べるように民間企業では適性試験の一種として事務能力検査が設けられている事も多いので、適性試験を網羅した対策本で代替してもいいでしょう。

ただ、事務能力検査をメインで対策したいならこの本かなと。

適性試験

 

適性試験の概要

 

適性試験とは、企業や自治体によって実施される「就職希望者が、採用されるに適性な能力を持った人材であるかを検査する」試験です。よって、採用選考を実施する自治体や企業によって異なったものを指しているケースが多いです。

例えば、

  1. A自治体では、上記で述べた事務能力検査や性格検査に加え、身体能力検査とSPI試験の3つを合わせて「適性試験」として実施
  2. B自治体では、単純な計数・言語能力を測る試験のみを「適性試験」として実施

のような感じで。

 

適性試験の参考書と勉強法

 

適性試験の概要で述べたとおり、適性試験というのは役所によって異なった概念を指しているケースが多いので、実施要項に「適性試験」と書いてあった場合は、適性試験を網羅している本で 勉強するか「公務員試験の適性試験対策」に特化した本で勉強しましょう。

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