公務員試験の参考書と勉強法-独学式-

公務員試験に独学で合格するための参考書と勉強法をまとめたブログ

WEBテスト・SPI・テストセンター

 

近年の公務員試験では、従来のペーパーテストに変えて、WEBテスティング・SPIといった民間企業の第一試験で設けられているパソコンを使った試験を課すものも行われるようになって来ました。

今までペーパーテストしか勉強していなかったのに、受けようと考えた自治体の試験形式がWEBテスティングやSPIで、どう対すれば良いのか困惑してしまったという人もいることでしょう。

そこで今回の記事では、近年の公務員試験に設けられているWEBテスティング・SPIについて見ていくことにします。解説の順序としては、初めに試験の概要を述べ、次に対策の方法を述べることにします。

 

WEBテスティング・SPIの概要

 

受験場所による分類

 

パソコンを用いた試験には、実施場所という観点から大きくわけて、

  1. テストセンター方式と
  2. 自宅受験方式

の2種類があります。これは名前の通り「テストセンター」という会場で受験するタイプか、「自宅」で受験するタイプかという違いで、両方ともパソコンを使って問題を解くのを特徴とします。

 

試験内容による分類

 

これら試験は試験の内容という観点からも分類することができ、その中で最もメジャーなものがSPIで、次に著名なものがWEBテスティングと玉手箱であります。

試験内容上の特徴としては、どの種類のものも公務員試験とは違い知識を必要とする問題は殆どなく、四則計算・類語選択・暗号解読などの公務員試験で言えば数的推理や文章理解内容の問題がメインとなります。

 

なぜ、公務員試験でSPIやWEBテスティングが設けられているか

 

公務員試験において従来の法律や経済などの問題ではなく簡単な四則計算や類語選択などを解かせる役所が増えているのは、公務員試験の勉強をしていない人も含めて多様な候補者から優秀な人材を確保しようという人事担当者の意図に基づいています。つまり筆記試験の負荷を減らし、民間企業を対象に就職活動をしている人達も含めて(頭デッカチのみを求めない)有能な人材を採用しようとしているということです。

実際にこの方式で行われる試験は受験者の数が非常に多く、採用担当者側も筆記試験の出来にあまりこだわらないため基本的には面接偏重の採用試験になります。

 

WEBテスト・SPI・テストセンターの対策法と参考書

 

上記で述べたように、WEBテスティングやSPI試験は、簡単な四則計算や類語選択などがメインであるので公務員試験の勉強で数的推理など教養科目の勉強をそれなりにしていればあまり特別な対策は必要ないと個人的には思います。

ただ、傾向や出題傾向を掴むためにも1冊くらいはWEBテスティング・SPI・テストセンター用の参考書をやっておくと良いと思います。

基本的には、実施される試験と同じ内容の参考書(受ける自治体がWEBテスィング方式ならWEBテスティング対策の参考書、SPIならSPI対策の参考書)を用いましょう。

試験方式が細かくわからないのであれば、SPI・WEBテスト・テストセンターなど全ての形式が1冊でまとまっている本がオススメ↓ 

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