公務員試験の参考書と勉強法-独学式-

公務員試験に独学で合格するための参考書と勉強法をまとめたブログ

速攻の時事2017年度版(H29年)が出るので改訂版が必要な理由を解説します。

 

 

タイトルの通り速攻の時事改訂版が2/6日に発売されるので、独学の方への告知と、速攻の時事最新版が独学者に必要な理由を説明致します。

解説をするにあたって、まずは時事という科目の特性を述べ、次に独学者に速攻の時事が必要な理由を述べる事とします。 

以前↓の記事で述べたものと多少重複する点がございますが、ご了承ください。

www.dokugaku-koumuin.com

 

公務員試験で出題される時事の特徴

 

公務員試験の時事問題にはどのような特徴があるでしょう?

そもそも時事という言葉に「その時々の社会的な出来事」という意味が含まれている通り、 時事問題では、「その時々の社会的な出来事を問う問題」が出題されます

そして、公務員試験という試験でこうした社会的な出来事を問う際には、昨今の経済情勢や政治情勢・近年実施された政策など基本的には広義での国に関する出来事からの出題となります。まあ当たり前のことではありますが、著名人の◯◯が死んだとか、△△が覚醒剤で捕まったというような国に関係のない社会的出来事からは出題されないわけですね。

ここまでをまとめますと、「社会的な出来事の中で、国に関するモノ」が出題されるわけです。こういった、国に関する出来事にはどのような特徴があるでしょうか?少し考えてみれば分かりますが、国に関する出来事には、新しく実施されることになった政策の名前・政策の概要・経済のデータなど客観的に認知できる内容がつきものです。つまり公務員試験の問題は、政策の概要・経済のデータなど、国に関する事柄の内、客観的に見ることのできるデータや用語から作られるわけです。

具体例を挙げますと、直近の選挙の投票率・経済成長率・公務員の作った各省庁の白書などから出題されることが多いですね。よって、これらに対しての対策を施すべきということになります。

 

公務員試験に速攻の時事最新版が必要な理由

 

上記で述べた通り公務員試験の時事問題は、国に関係のあるものの内、国から発表されているような客観的に認知のできるデータや文書から出題されるという事になります。とすれば、色々なデータの乗っている国の出版物や出版物などをひたすら確認するというのがベストな勉強法になるでしょう。しかし、そんな時間はもちろんありません。例えば、文部科学省から出ている文部科学白書↓

は450ページありますし、その他の経済調査結果なども膨大な量に渡っています。

とすれば、国から発表のされているデータや出版物の中で、試験であえて出題されるような、重要事項のみを勉強するのが効率の良い方法と言えるでしょう。そこで、そうした参考書が必要となるわけです。

そして、国に関するデータや重要事項などを的確にまとめてある参考書が、まさに速攻の時事な訳です。もちろん他にも公務員試験時事用の参考書はたくさんありますが、網羅性・使いやすさ等から私は速攻の時事をオススメします。インプット編で知識を蓄えて、アウトプット編でトレーニングできるのも便利な構成です。

 

また補足事項として、民間企業の面接対策のために出版されているような時事の参考書もありますが、私個人の考えとしては公務員試験のものにこだわるべきであると思います。というのも、民間企業の面接対策に出版されている参考書は、経済系のデータや用語を中心に据えすぎているからです。公務員試験の場合は、経済系のデータに加えて政治系法律系のデータや用語なども非常に重要なものであるので、なるべく「公務員試験時事」の参考書で勉強をしましょう。

 

時事は教養のみの試験も含めて基本的にどの試験でも3問4問は出題されるので、重要度の高い科目と言えるでしょう。

 

速攻の時事インプット編

速攻の時事アウトプット編

//トップに戻るボタンの設定
//トップに戻るレンジの設定