公務員試験の参考書と勉強法-独学式-

公務員試験に独学で合格するための参考書と勉強法をまとめたブログ

公務員試験と資格:行政書士・宅建・簿記・TOEIC・TOEFL

務員試験と資格

 
公務員試験の勉強をしていると、資格の勉強をする暇はあまりありませんよね。
 
しかし、なるべく資格欄空白は避けたいもの。そこで、今回は公務員試験の勉強をしつつ、
  1. 少し手を広げれば取れそうな資格
  2. 採用後に役立つ資格
こういった資格を検討します。
 

行政書士試験

 
公務員試験浪人中の一つの選択肢として有名な士業。
その中でも行政書士試験は公務員試験との共通範囲が商法込みで95%・商法無しで89%と相性OKです。
試験実施日が11月で公務員本試験に影響がないのもメリットの一つ。
行政書士を取ってどうこうというよりは、モチベーションの維持や今までとは違う出題タイプの問題を解くことによって知識が深くなるといったメリットがあります。試験に落ちてしまって浪人する事になった場合に、事務所で資格を活かして働きながら再度受験するという風に用いることも可能です。
 
また、公務員として実際に20年働くと行政書士の資格が付与されるように、行政書士の資格と公務員の仕事は密接に関わっています。
 

行政書士試験の範囲および配点

民法、行政法、憲法、商法、教養政経社、時事 
文章理解(現代文のみ)、情報
 
憲法36点満点 
(五肢択一7問28点、多肢選択4問8点) 
行政法112点満点 
(五肢択一19問(うち地方自治法5問)76点、多肢選択8問16点、40字記述20点) 
民法80点満点 
(五肢択一10問40点、40字記述40点) 
商法20点満点(得点全体の15分の1) 
(五肢択一5問20点) 
教養政経社&時事28点満点
情報16点満点(得点全体の20分の1) 
文章理解12点満点 
 
こちらを見てわかる通り、基本的には公務員の試験範囲と殆ど同じです。択一の難易度も対して差がないので、公務員の参考書にプラスで行政書士の問題集を解く程度でいいでしょう。ただ、商法と情報は公務員試験では勉強しない
人も多いので新たに取り掛かる必要があります。とはいっても、商法と情報を合わせても出題割合は7/60しかないので捨てるのも手。おすすめはウォーク問とスー過去。
 
 

宅建

宅建は、行政書士とは違い、宅建業法など独自の科目を勉強する必要があります。ただし、3ヶ月で受かると言われてる通り難易度も低く行政書士より試験よりは楽。
 

試験範囲と配点の特徴

・民法が50問中14問出題 
・50問中20問出題の宅建業法が時間対効果良
・50問中33~35点で合格
 
財務省や国土交通省などの機関では国有財産や土地関係業務として土地関係業務に携わることもあり、持っていると便利な場合あります。
 
スッキリわかる〜シリーズが、公務員試験でいうスー過去レベルに神テキストです。

国税局では、新人として入ると働きながら2級取得のための研修に通わされます。他機関でも財務省・金融庁・財務局の職員が基礎研修で学んだり、経済産業省や経済産業局の職員が補助金の申請のために必要になったりと役所の仕事で必要になる事はそれなりにあります

また、財務諸表を見るために最低限必要な商業簿記3級は、2週間程度の勉強で取得可能であるくらい難易度も低いのでおすすめしたい資格。

こちら2冊と電卓があれば合格可能です。電卓本でブラインドタッチもできるようにしとくと、2級の勉強の時に役立ちます

 

 

TOEIC・TOEFL

こちら二つの資格は、なによりも実際に国家公務員の試験で加点されるのがメリット↓

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加点対象であるTOEIC600や750程度は、大学受験で英語を勉強した人なら公式の過去問研究で簡単に取れてしまいます。

グローバル化の進展に伴いどこの役所でも評価される資格となっています。国家公務員なら国際関係、地方公務員なら外国人の対応に役立つでしょう。

英語基礎や英語一般の対策にもなる上、TOEICIPならば無料で受けられる大学も多いので、余裕があれば受けてみてもよいのではないでしょうか?

公式から出版されている過去問と、特急シリーズが王道です。一般的には600オーバーで履歴書に書けると言われています。

 

 

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