スー過去の財政学の最新版が出る(12/26発売日)ので財政学にスー過去改訂版が必要なワケを解説
スー過去の財政学の最新版↓
が出るので、独学の方への告知と、なぜ財政学の参考書はスー過去、しかも最新版のスー過去を用いなければならないのかを解説します。
スー過去財政学の改訂版が必要な理由①
財政学にスー過去改訂版が必要な理由は2つあります。
1つ目の理由は、「公務員試験の財政学」という科目の特徴に由来するものです。
財政学という科目は、本来経済学の1分野で、公共経済学とほぼ同義の学問を意味するため、租税・政治過程・財政政策などを扱います。
こうした学問上の財政学と比較して、「公務員試験の財政学」は、本来の財政学で扱う論点とは違った、最新の国家予算や最新の財政事情といった時事的な論点を多数扱う特殊な科目であります。
よって、最新の参考書であり、最新の時事的な財政事情を扱っている改訂版が必要なのです。
スー過去財政学の改訂版が必要な理由②
2つめの理由は、スー過去とクイマスしか財政学の最新論点を細かく扱っている参考書がない事。
「その程度なら古い参考書でいいや」
と考えた人がもしいたら、それは絶対にオススメしませんし、今すぐに財政学だけでも予備校に通うべきです。
財政学が5問あるとしたら、割合的に約2〜3問は最新の財政事情から出ます。
したがって、独学ならばスー過去の財政学を利用しない手はありません。
経験上スー過去をきちんと勉強すれば、財政学は難しい科目ではないので心配しなくて大丈夫。
財政学の勉強法
財政学の勉強法やコツはこちらの記事で↓
参照:財政学の勉強法と参考書
述べましたが再度簡単に紹介すると、公務員試験の財政学は、大きく分けて以下3つの分野から構成されています。
- 前年度の予算・財政事情など時事的な分野
- リンダール均衡など財政学オリジナルの分野
- ミクロ・マクロと被る分野
①は上記で述べた通り、公務員試験に特有の分野であり、この論点を勉強するためにスー過去の改訂版が必要ということでした。
ここで気をつけるべきは③の分野で、この分野ではミクロ経済学やマクロ経済学で学ぶ公共部門の経済学を深く掘り下げた内容を学びます。
ということは、ミクロ経済学やマクロ経済学の基礎知識が必要ということになりますね。
よって、はじめにミクロとマクロを勉強してから財政学の勉強を開始するようにしましょう。