公務員試験の参考書と勉強法-独学式-

公務員試験に独学で合格するための参考書と勉強法をまとめたブログ

財政学・経営学

 

 

財政学と経営学の2科目について、今まで私は経済学や行政系科目の1つとして別の記事にこれらをまとめていましたが、厳密には財政学と経営学は経済学科目でも行政系科目でもなく、経済学の派生系たる学問であるゆえ、新しくこの記事にて勉強法と参考書をまとめることにしました。

ちなみにこれら2科目は、↓で検討した通り意外と重要度の高い科目です。

 

www.dokugaku-koumuin.com

 

公務員試験:財政学のおすすめ参考書と勉強法

 

財政学の概要 

公務員試験の財政学は主に、

  1. 昨年度の国家予算・国家歳出など時事的な分野
  2. 日本の税制度・税理論など財政学独自の分野
  3. 公共財など経済学の各論分野

の3つの分野があり、特に1と3がキモであります。1は、最新の時事などフレッシュな内容を多く含み、この分野からの出題率が5割程度を占める事もあり、最新の参考書を用いて勉強する必要があります。詳しくは↓にまとめたのでこちらをご覧ください。

 

www.dokugaku-koumuin.com

 

3は、経済学の各論である公共経済学の分野にあたるため、経済学の勉強を一通り勉強してから勉強をするようにしましょう。そうでなければ、深い理解を得ることができません。

1の分野が記載されている財政学の参考書として、スー過去が例年12月後半〜2月前半に改訂版として出るため、財政学の勉強はそれまでしなくてよいでしょう。どうせ3も経済学(ミクロ→マクロ)の勉強をそれなりに進めた後にやるわけであり、2のためだけに財政学の参考書を買うのは阿呆らしいです。

つまり勉強法をまとめると、

  1. 経済学(ミクロ経済学→マクロ経済学)の勉強
  2. 財政学の勉強(改訂版)

f:id:dokugakukoumuin:20170214141150j:image

となるわけです。

 

財政学の参考書

上記でも述べたように、財政学は時事的な分野から多数の出題数があるため、最新の参考書を使うべきなのですが、私が知ってる限りでは最新の財政事情を記載している参考書がスー過去しかないため、スー過去を使用しましょう。

必ず発売日を確認し、直前の12月〜2月あたりに発売されているものを購入しましょう。

 

公務員試験:経営学のおすすめ参考書と勉強法

 

経営学の概要

経営学は考え方としては経済学に近く、経済学部の授業のカリキュラムに含まれている学問ですが、公務員試験で扱う経営学は、基本的には詰め込むだけの単純暗記科目です。

ただし範囲は非常に狭く、しかも行政学と組織理論が、考え方が経済学と被っていたりとそこまで苦にはならない科目です。2週間あれば1周を終えてしまう程度の分量です。

 

経営学の参考書と勉強法

経営学は、行政系科目と同じく単純暗記科目であるため、ひたすらスー過去のレジュメを詰め込み、後ろの問題でアウトプットしましょう

スー過去の中ではページ数もかなり少ない部類ですし、基礎を抑えるだけなら楽だと思います。

『レヴィン』『ホワイトナイト』など、レジュメに載っていないけれど問題にはよく出てくる人名や用語なども要チェック。 

//トップに戻るボタンの設定
//トップに戻るレンジの設定