経済学(原論・ミクロ・マクロ)
はじめに:経済学の勉強手順の概観
スー過去と導入本
同じく出題の傾向が偏っている大学入試センター試験を経験した事
よって、
具体的なプロセスとしては、
『スー過去』『クイマス』は分野ごとに別れていて、
私も、
ただし、
本記事でも、この段階を踏む方法を前提として
勉強法を検討していきます。
※メインテキストとしてクイマスも有名ですが、私としては、教養科目=クイマス・専門科目=スー過去が相応しいと考えています。詳しくは↓へ
経済学を苦手にしないために
先に述べたように経済学科目の勉強をする際には、
- ミクロ経済学の導入本→ミクロ経済学のスー過去
- マクロ経済学の導入本→マクロ経済学のスー過去
という2つのプロセスを実行しなくてはなりません。しかし、
大学の経済学部でも、
したがって、経済学が嫌いにならないためにも、
よって、この記事では。経済学の基礎を勉強する前提で話を進めていくことにします。
経済学の勉強順序
経済学の基礎を勉強したら、次は試験科目であるミクロ経済学かマクロ経済学の勉強をすることになります。この2科目に関しては、勉強の順序が大切であるので次に勉強の順序を解説することにしましょう。
ミクロ経済学とマクロ経済学の順序に関してはミクロ経済学を
ミクロ経済学は「ミクロ」の名がついた通り、
- 個人・企業など個々の主体 や
- 独占・寡占など個別の事案
についての理論や計算などを学ぶのですが
マクロ経済学は、
- 1国ベースでの分析
- 国際ベースでの分析
をメインとします。
そして、1国ベース・国際ベースでの分析には、個々の経済主体や事案を知っている事が前
ここまでをまとめると、①経済学の基礎の勉強→②
公務員試験:ミクロ経済学の参考書と勉強法
ミクロ経済学のコツ
ミクロ経済学のコツは、理解に努めること。
よく言われるのが、理解せずとも
a)
b)mの問題が出たらxの解き方で問題に挑む
:
n)nの問題が出たらyの解き方で問題に挑む
というのをひたすら詰め込めばなんとかなる
という言い分ですが、
全てを理解できるように勉強し、
ミクロ経済学と導入本
最初でつまずかない経済学について
2chでは、こちらの参考書が導入本として推奨されています。
ミクロ経済学の勉強手順①: らくらく経済学入門たまごで経済学の基礎を理解
らくらく経済学入門たまごは、
目次
I ミクロ編
Unit01 選択をする
Unit02 すべてのモノが関係し合っている
Unit03 定食のほうが単品よりもお得なのはなぜ?
Unit04 どうして野菜の価格は変動しやすいのか?
Unit05 格安航空券はどこまで安くできるのか?
Unit06 「まとめて作る」効率性
Unit07 カウントできない費用
Unit08 幸せの度合いを視覚化させる
Unit09 ゴミ袋有料化は正しい判断?
Unit10 「全員参加」が市場を支える
II マクロ編
Unit11 なぜ道路は作りつづけなければならないのか?
Unit12 政府支出がどのくらい経済効果があるのか?
Unit13 所得を増やすために増税するのは矛盾では?
Unit14 日銀も市場へ介入する
Unit15 今すぐの1万円と1年後の2万円どっちが欲しい?
Unit16 国債はいつ買って、いつ売るべきか?
Unit17 どうして円高になるのか?
Unit18 結局、失業はどうすれば解消できるのか?
ミクロ経済学の勉強手順②: らくらくミクロ経済学入門でミクロ経済学の基礎を理解
ミクロ経済学の勉強手順③:スー過去で演習!
参照:経済学と専門書
ミクロ経済学の参考書まとめ
らくらく経済学入門→
公務員試験:マクロ経済学の勉強法と参考書
マクロ経済学の概要とコツ
先ほども述べましたが、マクロ経済学では、
国単位での経済分析を行う際に、
となるので、マクロ経済学はミクロの後にやりましょう。
マクロ経済学はケインズ経済学とも言われる通り、ケインズの理論がメインになります。
よって、コツはケインズの考え方をまず理解することです。 他の理論も、ケインズの考え方や理論を展開したものが多いです。
例えば、
a)ケイジアンクロス(45度線モデル)
を理解すれば、その派生系である
b)ISLMモデル を容易に理解でき、
さらに、ISLMに輸出や輸入を加えた
b')マンデルフレミングモデル
ISLMに物価の変動を加えた
b'')ADASモデル
なども簡単に理解できてしまいます。
この記事の上の方で、丸暗記は効率が悪いと
いったのはまさにこのような点にあらわれてくるわけです。
マクロ経済学の勉強手順①:ミクロと同じように導入本はらくらく
マクロ経済学の勉強手順②:スー過去で演習
マクロのスー過去も,ISとLMをそれぞれ個別の論点として取り上げている程度に網羅性が高いです。
スー過去を使わない手はないといえるでしょう。
マクロ経済学の参考書まとめ
ミクロ経済学→らくらくマクロ経済学→スー過去