国家総合職(法律区分)使用テキスト
私は国立受験の経験があるゆえ数1A2B.世界史日本史.地学は既習でした。また、法律区分の選択は商法と刑法。他3問は経済・財政・労働法からその場選択。
教養科目使用テキスト
数的推理使用テキスト
他の記事では、数的推理がみるみるわかる! 解法の玉手箱 改訂第2版 (公務員試験)や公務員試験 新スーパー過去問ゼミ4 数的推理を推奨している通り玉手箱やスー過去の方が数的推理にはオススメなのですが、私には算数的な解き方がどうもあいませんでした。
特に確率の独立試行の問題や数列の問題は、数学の公式を使えば簡単に解けるのにと何度も思ったものです。したがって私は、本棚から受験の時に使った青チャとフォーカスゴールドを比べ周回が楽な青チャを使いました。玉手箱・ワニ本・スー過去あたりも数的の感覚を掴むために半周ずつくらいくらいやったと思います。
判断推理使用テキスト
無難にこちら2冊を用いました。集合論や論理学の勉強をする事も考えたのですが、オーバーワークだと思い時間もなかったゆえ断念。
余裕があれば論理学の勉強は判断にも文章理解にも論文にも役立つと思ったのですが。
資料解釈・空間把握使用テキスト
スー過去の資料解釈が文章理解とセットになっているためケチってこちらを購入。他は何もしていません。空間把握は捨てました。
教養が23点しか取れていないのも空間把握の影響。
文章理解使用テキスト
スー過去しかやっていません。こちらも1周もしていないかと。
受験の勉強を並にしていれば国葬も含めノー勉でいいと思います。現代文もぶっつけ本番で足ります。
自然科学使用テキスト
地学はやらなくてもいいと思います。
人文科学・社会科学使用テキスト
歴史は両方とも受験で選択した科目であったため、高校で配られた山川2冊を軽く読んで後はクイマスとダイナビ。地理思想はクイマスだけを使用しました。
社会科学は専門をそれなりにやっていたためぶっつけ本番です。確認には高速マスター。薄くて役立ちました。
時事使用テキスト
国葬の時事といえどこの2冊で十分。
今年度の時事もイギリスの選挙関連など平易な内容で2/3とれました。
専門科目使用テキスト
憲法使用テキスト
無難にスー過去+芦部憲法+百選を軽く。
学説にツッコんだ基本書は勘弁してくれ。
人権分野は大学の講義で使った赤坂憲法を進めたい。
民法使用テキスト
これまた無難に内田民法+スー過去。
百選は大学で購入したものの公務員試験対策にはつかっていない。
なにより民法は条文が大切。ポケット六法は神
行政法使用テキスト
サクハシ行政法も持っているのだが、リークエのコンパクト感に惹かれリークエを使用。
判例が大切なのは言わずもがな、ケースブック推奨。行政法は割と地裁高裁判例も重要なのだ。
商法使用テキスト
選択科目の商法にあまり時間を費やしたくなかったため司法書士のテキストで勉強。百選も使わなかった。商法はあまり優れた基本書がなく、オートマが無難だと学部のロー志望の人達に教えられたのも一因。行政書士とるのにも役立った。
刑法使用テキスト
本番まで経済を選択するつもりだったのだが、やはり経済学は断念し刑法選択。刑法に関しては公務員対策に何かを勉強したりというのはなし。
論文使用テキスト
大学のゼミで論理的な文章を書くための文献として木下氏の理科系の作文技術と、野矢氏の論理トレーニングを進められた。前者はともかく後者は論理学の系譜。
個人的には、論文というのは論証力を鍛えるものだと思っているので、論理的な推論や論証を専門とする論理学の勉強をするのが一番良いと思う。
実際に論理トレーニングを読んだ後、私は論文を書くのが得意になった。
日本の“論理学”は基本的に、記号を用いた数学に近い学問を指すことが多いのだが、『論理トレーニング』は実践的な内容になっている。
野矢氏は論理学を専門としていて、実際に新版 論理トレーニング (哲学教科書シリーズ)では論文の書き方についても触れている。
論文は、頻出テーマで知識をつけるのも大切だが何よりも論理的で説得力のある推論を組み立てる力を身につけるのが一番大切。
こちらにもまとめました。