公務員試験の参考書と勉強法-独学式-

公務員試験に独学で合格するための参考書と勉強法をまとめたブログ

文章理解(英語・現代文)・時事・社会科学

今回の記事では、文章理解(英語 現代文) ・時事・社会科学の勉強法と参考書について検討します。
 

時事の参考書と勉強法

 

時事の勉強手順:速攻の時事のみ

 
時事は、例年速攻の時事が財政学のように2月あたりに改訂版として出るため、独学の方はこちらを利用しましょう。
 
それまではニュースに目を通しておけば充分です。 白書やニュース検定の勉強をする人がいますが、速攻の時事に出ないような問題は、他の人もできないような難易度の高い問題なので無駄に勉強する必要はありません
詳しくは以下もどうぞ。
 
参照:速攻の時事について

www.dokugaku-koumuin.com

 

文章理解(現代文・英語) の参考書と勉強法

 

現代文の勉強手順:論理トレーニング101題(論文の勉強と重複) or 直感ルールブック

 

公務員試験の現代文は、過去問をやっておけば特に特別な対策は必要ないと思いますが、配点がそれなりに高いので、論文の記事で紹介した論理トレーニング101題に触れておくといいと思います

論理トレーニング101題は、以下のような問題を、解説とともにひたすら解いていく本であります。

次の文章のおかしな点を指摘せよ。
「清潔はビョーキだ」の著書がある東京医科歯科大の藤田紘一郎教授(寄生虫学)も、座り派の増加について「清潔志向が行きすぎてアンバランスになってしまっている」と指摘する。「出たばかりの小便は雑菌もほとんどいない。その意味では水と同じぐらいきれいだ。なんで小便を毛嫌いするのか。ばい菌やにおいを退けすぎて、逆に生物としての人間本来の力を失いかけている一つの表れでないといいのですが」
(朝日新聞、2000年3月26日付朝刊)

野矢茂樹(2001) 『論理トレーニング 101 題』産業図書 より引用

分かったでしょうか?
これは『論理トレーニング101題』の一番はじめに、論理トレーニングの目的と方針を明らかにするために紹介されている問題です。
この本は、こうした論証の不備を指摘する問題や、論証の骨格を捕まえる問題を繰り返し解くことで、文章を読み解く力、ひいては文章を書く力を向上させることをめざすものです。
問題形式であるので、論文の対策のみならず文章理解で出題される現代文の対策にもってこいでしょう。

 

また正攻法ではありませんが、以下の本もかなり役立ちます。

文章理解という事で英語の対策にもなるものですが、●●の問題は■■のように解いて、▲▲の問題は○○のように解くといったパターン暗記で文章理解を乗り切ろうとするものです

苦手な人には良いのではないでしょうか?

英語の勉強手順:(シス単→core→)過去問

 
英語に関しては択が日本語であるなど、
センター試験レベルの英文ですので、
得意な方は勘を取り戻しておけば充分でしょう。  
この本は、勘を取り戻すという意味で速単のように文章を読みながら単語に触れる事ができ、試験で出題される政治・社会・生命のような社会科学系の文章が多いので効率的。後は、過去問で足りると思います。
 
苦手な方や心配な方は、こちらの単語帳のステージ1とステージ2を終わらせてから、過去問にうつりましょう。
この英単語帳のコンセプトは「一語一義主義」。
1つの英単語につき、中心的なひとつの意味をおさえ、効率的に英単語を覚える事をコンセプトにしています。ひとつの意味に集中することで、記憶の定着率を高めることが狙いです。
公務員試験の教養英語は、難易度もしいて高くなく基礎的な単語のみを覚えてしまえば、解けるようになっているので、単語の勉強と過去問だけで十分です
そういう意味でも過去問がそれなりに収録されていて、同時に資料解釈の過去問も入っているスー過去は便利でしょう。
 

社会科学の参考書と勉強法

 

社会科学の勉強手順:専門やる場合=過去問のみ,教養のみの場合=クイマス

 

社会科学はほとんどが、政治・法律・経済・社会から出題されますこれらは、参照記事で国家公務員試験を受ける人が勉強するべきとして述べた専門科目の勉強と教養試験の過去問でほとんどカバーできるので、わざわざ勉強をする必要はありません。教養しか出題されない試験を受ける方・不安な方はクイマスをやりましょう。
 
参照:何科目勉強するか

www.dokugaku-koumuin.com

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