公務員試験の参考書と勉強法-独学式-

公務員試験に独学で合格するための参考書と勉強法をまとめたブログ

政治学・行政学・社会学・国際関係

法律科目や経済科目の記事で述べた通り、私は丸暗記という勉強法を効率の悪さゆえ基本的にオススメしないのですが、これら行政系科目に関しては、ひたすら用語や制度とその意味を詰め込むという勉強手順を踏まざるを得ません
というのも、例えば経済学の場合『無差別曲線』という言葉が'何を定義しているのか'さえ理解してしまえば、他の論点の経済分析をするさいにも転用するという事ができましたが、 
 
行政系科目の場合、
  1. 行政学=稟議書
  2. 政治学=ミランダ
  3. 社会学=スプロール現象
  4. 国際関係=EUの前身であるEC
などの専門用語が大量に出てくるため、理屈うんぬんを考えるまでもなく専門用語を膨大に暗記しなければ、その次にある用語間の相互関係を把握するという勉強の段階に進む事ができないのです。なので、まずはじめはひたすら用語を暗記することに努めましょう。用語をそれなりにおさえさときには、私がコツを語るまでもなく、どの科目もそれなりに解けるようになっているはずです
また、行政系科目の範囲上の特徴として、以下のようにかなり被っているという事があります。
 
  1. 組織理論 経営学+行政学
  2. 官僚制 社会学+行政学+政治学
  3. マスメディア 社会学+政治学
  4. 福祉国家 行政学+政治学
 
よって他の記事でも言及しましたが、法律や経済などのメイン科目を100%とれるようになるまで勉強するくらいなら、1科目でも多くの行政系科目をやる方が楽だと思います。国家一般職・地方上級・特別区など、多くを併願するつもりの人は一科目でも多くやっておきましょう。では、勉強法を検討します。
 

行政学・政治学・社会学・国際関係の参考書と勉強法

 

行政系科目の勉強手順①:まるごとパスワードで重要用語を詰め込む

上記でも述べた通り行政系科目は、まずはじめに用語を詰め込む事が必要なので、真っ先にこの参考書を単語帳の用に利用し、キーワードを覚えてしまいまょう。
 
便利なことに、この記事で対象としている①行政学②政治学③社会学④国際関係に加えて、⑤社会政策の計5科目の重要単語とその意味が丁寧にまとめられています。具体的な内容は、ページの一番上に、a)よくでる b)でる c)でているといった3段階のランク付けに加えて用語が大きく書かれていて、その下にその用語の説明が続くというものです。下の方に関連用語やコラムもあったりするので簡単に飽きるような内容でもありません。サイズも単行本と同じくらい小さくて持ち運びやすいのも良いです。
 

行政系科目の勉強手順②:スー過去で演習

 

まるパスで用語をそれなりに覚えたら、スー過去を用いて演習しましょう。

❇︎3レベルは捨てるのも手。

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また、行政系科目に関しては改訂がされたこともありますし、クイマスでもいいかもしれません。

詳しくは参照記事をどうぞ↓

 

参照:スー過去・クイマスの特徴

www.dokugaku-koumuin.com

 

参照:参考書は最新版がいいか?

www.dokugaku-koumuin.com

 

また、まるパスの著者による一問一答形式の

アウトプット編も確認に便利です。

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